福島の事件

母親殺しのアレを見て「Vガンかよ」って思った不謹慎なバカは自分だけでいい。
まあ、思わずそんなことに頭が行ってしまうほど驚いた事件だったってことです。人間、信じられないものを見ると脳がフィルターかけるんですね。現実のことだと思いたくなかったのか。
事件から一日たって、ようやく酷い事件だなーと思うようになりました。
どんな理由があれ、男が母親を殺すのは理解ができないわけで。
昔から、父親殺しという概念は存在しているのです。男子にとって、父親は規範であると同時に仮想敵であり、超えるべき傷害です。
エディプス・コンプレックスってやつですね。
それからすると、やはり母親殺しとはやっぱり理解できないものです。
何とか、自分の中で理由付けするならば、今回の事件は極度の「甘え」だった、という結論しか導きようがありません。
「誰か殺したいけど(この前提がすでにおかしいんですが)殺させてくれないだろうな…そうだ、お母さんならいいだろう」
という発想だったのではないかと。
自分に置き換えてみれば、中学の頃に母親に「洗っといてー」と脱ぎたての服を投げつけてましたが(若気の至りです。見逃してください)、他人にそんなことはできませんでしたし。
ともかく、バカな模倣犯が出ないことを祈るばかりです。