この数日間

 いろいろSRC活動をしようと思っていたのですが何も出来ませんでした。なぜなら、ウィザードリィイクスに手を出していたからです。
 そこで、せっかくなので序盤のプレイ日記を書いてみたのでお暇な人はどうぞ〜。
 
ウィザードリィイクスプレイ日記
 
ルール
1.リセット厳禁
2.主人公(最初に作ったキャラ)は必ずパーティーに入れる
 
  
 
ポチョムキン大将冒険活劇
 
 
この物語は、のちにアーレンハイトの黒い雷と呼ばれることになる究極の戦士、
ポチョムキン大将の若き日の戦いの記録である…
 
 
第一話 彼の名前はポチョムキン
 
100年前に始まった、人類率いるクルセイド軍と魔族率いるディアボロス軍の戦いは未だ続いていた。
クルセイド軍を構成する国家の一つ(名前忘れた)。
そこには、アーレンハイト聖戦学府がある。簡単に言えば、兵士を養成する学校だ。
収入への期待や、国防の使命感…様々な思いを胸に秘め、今日も多くの青年がこの門を叩く。
今、ここに一人の青年がいた。その名はポチョムキン大将。決して偉いわけではない。
姓は大将、名はポチョムキンなのだ。
ポチョムキンは、純粋な人間である。しかし、幼い頃のトラウマにより、常に縫いぐるみ状のマスクを被らないと人前に出られないのである。
そのため、彼の見た目はノーム族とたいして変わらない…首から上だけは。
そんなポチョムキンの職業は戦士。また、かれは非常に冷静な性格の持ち主でもある。
ともかく、学府からの挨拶が終わり
ポチョムキンは晴れてアーレンハイト聖戦学府の学徒となったのである。
 
つづく
 
 
第二話 最強のパーティー結成?
 
学府の生活が始まった。
が、何をするにも一人では心細い。ポチョムキンは、ともに学徒生活を送っていく仲間を探すことにした。
数時間後、ポチョムキンは5人の仲間に囲まれていた。
獣族の青年、インドからきたチャンドラ。職業は侍。
最初は、自分の事を棚に挙げて「なんて名前だ」と思ったポチョムキンであったが、
チャンドラだけで呼ぶとポチョムキンよりははるかにましなことに気がついて落ち込んだ。
チャンドラは熱血漢で、悪は絶対許さない。ただ、少し他の種族に対して愛想が悪いのがたまに傷だ。
ドワーフの青年、鮪解体業を営むホセ。職業は君主。
こちらも負けず劣らずひどい名前だが、いきなり上級職の君主であることから、優れた素質を持っていることが分かる。
彼もまた、悪を許せない性格だ。
天使族の乙女、タバコ屋のシルビアさん。職業は僧侶。将来は神女になることを夢見る16歳だ。
しつこいようだが、彼女も本名である。みんなからはシルビアさんと呼ばれて親しまれていたようだ。
ノームの青年、ワンチャイ老師。職業は魔術師。
青年なのに老師と呼ばれている。
それは、その思慮深い性格からか、それとも発想が老け込んでいるせいか…
獣族の乙女、特攻天女・アミダラ。職業は盗賊。
……もちろん本名である。
彼女は幼い頃から盗賊たちに囲まれてきたため、その性格こそ悪だがそれは彼女にとって自然なことだったのである。
そのため、彼女は悪と言うよりも天然と呼ばれることの方がおおい。
 
集まった彼らは、話し合いの末自分たちの小隊の名前を決定した。
その名も、朝まで暴走特急隊!!
朝まで暴走特急隊…その名がこの世界に響きわたるかどうかは、全て彼らの今後の活躍にかかっているのだ!!
 
つづく
 
 
第三話 錬金術ってなんですか?
 
順調にカリキュラムをこなしていく朝まで暴走特急隊の面々。
しかし、魔術の授業でその事件はおこった。
アイテムを分解合成する錬金。これを行う為には錬金術師の仲間が必要なのだ。
ところが、朝まで暴走特急隊には錬金術師がいなかった。
仕方が無いので、実験室のフェイ教官にやってもらうことに。
さすが教官なだけあり、見事にアイテムを分解する。
だが、その直後、フェイ教官は代金を要求してきたのだ。
しびしぶ支払うポチョムキン
このままでは錬金貧乏に陥る!そう思ったポチョムキンは、急遽新メンバーを募集することに
そして、やってきたのが彼である。
魔族の青年アイコ。…アイコなのに男性。
のちに、自分の名前についてアイコはこう語ったと言う。
「私の名前は、本来適当に決められたものなのです。しかし、3回目で34のボーナスを叩き出したため、
縁起がいいと名付け親がそのままにしたのです」
3回目で34ボーナスという言葉の差す意味は不明だが…
ともかく、これで朝まで暴走特急隊の戦力が強化された。
行け!朝まで暴走特急隊!クルセイド軍の未来は君たちの手にかかっているのか?
 
 
第四話 識別なしでは売れないの
 
いよいよ戦場であるロードに出撃した朝まで暴走特急隊。
上級職が意外と使い物にならないことに気がつき、役立たずのレッテルを貼られるホセ。
とにかく、ひとりだけレベルの上がりが遅いのだからしかたがない。
それはともかく、敵の落とした宝箱を開けまくるアミダラ。
戦闘では、パーティーの最後尾でぼーっとしているのだが、
ひとたび宝箱が出現すればたちまち飛びだし罠を解除する。
ある意味で一番役に立っている。
アミダラが手にいれたアイテムは、大抵ちゃんとした名前が分からないものが多く含まれている。
これは、アイテム鑑定の技能をもつ職業…司祭が必要なのだが、あいにく朝まで暴走特急隊には司祭がいない。
そこで、前回に引き続き新たな仲間を募集することに。そこでやってきたのが彼。
ノームの青年、しきべ。もちろん司祭だ。
識別要員だからしきべという名前の青年を探してきたのだろうか?
それはともかく、さっそく識別させてみる。失敗…失敗…
それを繰り返しているうちに、突然使えなくなる識別コマンド。
どうやら、失敗すると恐怖状態になることがあり、その場合識別ができなくなるようだ。
僧侶の呪文で治療するも、再び失敗して恐怖におののくしきべ。さっそく役立たずに分類される。
レベルが低いせいかと、二人でロードにのりこむポチョムキン
戦う人数うが少ないほうが成長が早いのだ。
しかし、ここで悲劇がおこってしまう。
蜂の大群に襲われたしきべが、戦死してしまったのである。
朝まで暴走特急隊初の戦死者…しかし、この学府の聖術教官鈴音は、お金さえ払えば
死亡した仲間を復活させてくれるのである。
さっそく保健室に運び込まれるしきべ。
「治療費は200Gです」
受け付けの学徒が告げる。ポチョムキンは、真っすぐ見つめてこういった。
「そんな金はない!」
 
いまでも、保健室にはしきべの死体が転がっている…
 
追伸:のちに、しきべが識別できなかったアイテムは、フェイ教官にやってもらうと30000Gかかることが判明しました
レベル1に識別できるわけがなかったのですね…
 
 
 
第四話 パーティー崩壊の危機!?(前編)
 
着々と戦力を蓄える朝まで暴走特急隊。
新たな識別担当のしきべ2を加え、ついにエルンロードにまで足を伸ばした。
そこで、一行を悲劇が襲う。
敵と遭遇。ゾンビが2・2・4体。計8体だが、一度に相手をするのは二人づつなので、さして脅威では無かった。
いや、ないはずだった。
1ターン目、はやくも前衛のゾンビ二体を、ポチョムキンとチャンドラが始末する。(ホセは空振り)
しかし、その後中列と後列のゾンビが増援を呼んだ。あっという間に敵の数が1.5倍に。
だが、そのくらいの修羅場なら幾度か経験している朝まで暴走特急隊である。
次のターンでもゾンビ2体を屠る。(また空振りするホセ)しかし、ゾンビはさらに仲間を呼ぶ。
後列のゾンビはすでに8体になっていた。
ここにきてあせり始めるポチョムキン
次のターンで何とか中列のゾンビをしとめる。この時点で、ゾンビの数は9体になっていた…。
いよいよ大量のゾンビとの対決である。本来ならピンチである。(ホセのHPはすでに半分)
しかし、まだ切り札があった。
「ワンチャイ老師!魔法を!!」
先ほどのレベルアップで、ワンチャイ老師はグループ攻撃魔法を習得していた。
ゾンビ程度なら一撃で屠る魔法である。だが…
「どういうことだ…?ま、魔法が使えぬぞ!」
そこで、ポチョムキンは自分がとんでもないミスを犯したことに気がついたのだ。
このスレッドは生体観察…すなわち、魔法仕様禁止区画があるということに。
 
つづく
 
 
第五話 パーティー崩壊の危機!?(後編)
ポチョムキンの決断は早かった。
「全員撤退!このままではジリ貧だ!!」
後退をはじめる朝まで暴走特急隊。しかし、そう簡単には逃がしてくれない。
9連続の執拗な攻撃を受けることに。そして、
「ホセェーッ!!!!!」
ゾンビの一撃で倒れるホセ。いかにパーティーの盾といわれる君主でも、低レベルではその任は重かったようだ。
ホセが倒れたことにより、前衛に出てしまうシルビアさん。
前衛が一人かけ、もはや戦うことは出来ない。再び撤退の指示を出すポチョムキン
しかし、仲間を倒された怒りに燃えるゾンビはすでにパーティーを取り囲んでいた。
連続攻撃を受け、倒れるチャンドラ。そして、肉弾戦は全く出来ないシルビアさんが、一撃で倒れる。
完全に死に体となった朝まで暴走特急隊。さらに逃げようと試みるが、再び囲まれる。
ワンチャイ老師も倒れた。そしてじわじわと体力を削られるポチョムキン
だが、ここに来てきて脱出への望みが見えてきた。
アミダラは盗賊である。後列にいたときはそれほど意識していなかったのだが、
かなり高い回避能力で、ゾンビの攻撃がかすりもしないのだ!
丈夫なポチョムキンと、避けまくるアミダラ。数ターン後、二人は逃走に成功した。
 
そして…今でも、初期メンバーのうち4人の死体が保健室に転がっているのだった。
だって2000Gももってないもの…
 
つづく
 
 
第六話 新パーティー結成!新なる旅立ち
 
エルンロードの惨劇から数日後…朝まで暴走特急隊には、ポチョムキン・アミダラの他には
非戦闘員である錬金術師アイコと司祭しきべ2、そして回復係のかいふくくんしか在籍していない。
そこで、ポチョムキンは新しいメンバーを募集することにしたのである。
そして、集まったのが以下のメンバーである。
チェ=ムベ、人間の修道士。生来うたれ強く、修道士になった。
ミス八宝菜、天使族の魔術師。類稀な魔力と美貌で、ミス八宝菜の称号を獲得した女性だ。
その本名は誰も知らない…
シャクソンファイブ、ノームの僧侶。非常に友愛に満ちている。宗教集団シャクソン会の代表者。
その法力は人妻にもてるようになるというものらしいが…
アンガールズ(左のほう)、通称ノッポさん。魔族の狩人。もはや名前の意味が分からない。性格は狡猾。
ナイトハルト=ミュラー、鉄壁ミュラーの異名をもつ戦士。かつての主が窮地に追い込まれたとき、
破壊された自分の鎧を三回も着替えて戦ったことから鉄壁の異名を持つ。
しかし、ここで問題が。なんと、数を数え間違えて5人も募集してしまったのだ!
そのため、チェ=ムベはこの後冷や飯を食らうことに…
 
余談だが、死線を乗り越えたポチョムキンとアミダラの間には強い絆が生まれたと言う。
 
つづく
 
 
第七話 史上最大の危機!ポチョムキン絶体絶命!!(前編)
 
レベルが上がるにつれて、敵からもらえる経験値は少なく感じるものである。
朝まで暴走特急隊の隊長、ポチョムキンも今それを実感していた。
そのため、かつて苦渋を飲まされたエルンロードにおいて、
片腕のアミダラ、錬金術師のアイコを伴い3人で遠征に出発した。
アイコは、仲間になったばかりのころは戦力にならなかったが、魔法を憶えHPが伸びてくると、
全ての武器防具を装備できることもあり、まともな戦力…とはいえないまでも、経験値稼ぎに遅れをとらないほどには成長していた。
そのため、この3人での遠征となったわけだが、
やはりエルンロードに到着すると、なにやら嫌な予感にとらわれるポチョムキンであった。
もっとも、この時点ではエルンロードの敵にやられることは無いほど強くなっていたのだが…
ある程度進んだところで、宝箱が出現した。さっそく罠を解除するアミダラ。しかし
「あ…ごめん、ポチョムキン…」
突然宝箱から吹き出す毒ガス!全員が毒に犯されてしまう。
朝まで暴走特急隊がこのトラップに引っ掛かったのは初めてであった。
常に念の為毒消しを携帯しているポチョムキンであったが、それはあくまで毒針用。
つまり、一個しか持ってきていないのだ!
ここまで歩いた距離などを計算し、もっとも体力の低いアミダラに毒消しを使う。
ポチョムキン…ごめん、あたしのせいで…」
黙って微笑むポチョムキン
ポチョムキン、外まで戻れるかどうか…ぎりぎりだよ」
アイコにもうなづくと、ポチョムキンは歩き出した。外へ向かって…
 
つづく
 
 
第八話 史上最大の危機!ポチョムキン絶体絶命!!(中編)
 
あと数歩で外に出られる…というところで、アイコがあと一歩歩くと倒れてしまう状況になってしまった。
ポチョムキン…行ってくれ!オレは放って置いて…」
だが、ディアボロ支配下のロードに、一人でおいていく訳にはいかない。
ポチョムキンは、最後の手段をつかうことにした。
 
アーレンハイト聖戦学府の一室。朝まで暴走特急隊の本陣。
そこへ、通信兵がかけこんできた。
「朝まで暴走特急隊!リーダーのポチョムキンから伝令だ!」
各自トレーニングに励んでいた残りのメンバーであったが、それを聞いて手をとめる。
「エルンロードで毒消しが足りない状態だ。至急応援を、とのことだ!」
そう、もし出撃した部隊が傷つき倒れた時などは、本陣で待機している隊員を派遣することができるのだ。
「行こう…隊長をたすけるんだ」
そういうと、支度をはじめるミス八宝菜。それに続くシャクソンファイブ。
しかし、
「まて!たかだかレベル3のおまえたちが、エルンロードに辿り着けるとでも?」
ノッポさんが言う。
「まずは、おれたちが鍛えないと!」
「そうだな…オレとノッポさん、それにシャクソンファイブで行く。あとのやつらは念のため待機していてくれ!」
鉄壁ミュラーの提案に従い、ノービスロードへ向かうメンバーたち。
しかし、これが新なる悲劇を呼ぶのであった。
 
つづく
 
 
第九話 史上最大の危機!ポチョムキン絶体絶命!!(後編)
 
ノービスロードで戦う鉄壁ミュラーたち。狩人のノッポさんはまだレベル1だが、付いてきていた。
レベル3は上がるほどの経験値を獲得した頃であった、トードの大群が出現した。
それまでの敵の攻撃ではほとんどダメージを受けなかったノッポさんであったが、
突然強力な攻撃を立て続けに受けてしまう。
「ぐあっ…油断した!」
ノッポさん!畜生、てめえら!!」
激怒した鉄壁ミュラーに蹴散らされるトードの大群。しかし、その時すでにノッポさんは息絶えていた。
ノッポさん…今暫くの別れです。お金はポチョムキンさんが持っていってしまっているので、今は復活できません…」
シャクソンファイブはそう言ったが、実際は知っていた。
レベル1の狩人など、復活させてもらえないことを…
ノッポさんの為にも…我々は鍛えに鍛えて、隊長を救出するぞ!」
「おう!」
その後、久しぶりに出番の来たチェ=ムベを伴い、特訓は続くのであった。
 
つづく