次回更新時から…
改装開始と同時に版権アイコンをひきさげました。そのことに関して、さまざま方から意見を頂きました。その上で、今後のこのサイトの方針を決定していきたいと思います。
まず、これまでと変らずにやっていくことを書き出していこおうと思います。
シナリオ・データ・日記・オリアイコン・オリアイコン書き下ろし
以上は、これまでとかわらずマイペースに作成していきます。
次に、アイコンについてです。その前に、少々長くなりましたが何故わたしがアイコン製作を始めたかについて、語らせてください。
わたしのSRCプレイヤー歴は2年になります。このHPがオープンしてから1年ですから、その二倍です。プレイオンリーとしての1年間、さまざまなシナリオに触れ、楽しませていただきました。その時に気になっていたのが、素晴らしい内容なのにも関わらず、アイコン抜けがあるシナリオです。わたしは、可能・不可能という次元の話であれば、絵をかけるほうの人間だと思っていましたので、お世話になったSRCコミュニティにアイコン供給という形で貢献できるのではないかと思うようになりました。
最初の半年間は、ツールの使い方もままならず、資料のとおりに描いたつもりでも違うものになってしまったり、とにかく切磋琢磨が続きました。やがて、わたしの転機となるアイコンを描くにいたります。当時放送していたアニメ「光と水のダフネ」のアイコンです。実は、このアイコンからペシェ曲線(ツールによって名称が違うかもしれません)の使い方をマスターしたのです。これによって、輪郭線を納得がいくまで何度でも引きなおすのが容易になり、おかげで色塗りやパーツの微調整に割く時間が急激に増えました。これ以降、一部で疑惑をもたれることとなった再現アイコンの道へつきすすむことになります。失礼、話がそれました。
何故この話をしたのかといいますと、わたしは初心を忘れていた、ということをみなさんにも理解していただこうと思ったためです。
本来アイコン描きを始めたのは、『SRCに貢献するため』だったのです。けっして『ここまで再現性の高いアイコンを描けるんだぜ、すごいだろう!』と見せびらかすためではなかったのです。そこをわたしは履き違えていました。SRCに貢献するためだけのアイコンであったのに、いつのまにかアイコンを描くことが主目的になっていたのです。だからこそ、わたしのアイコンに疑惑がもたれたこと(正確にはそれが直接の原因ではないのです。ヒット数が伸びたことの誤解があったのですが、もはやどうでもいいことです)にショックを受けたのです。SRCに貢献できていれば、わたしのアイコンが人にどう思われていようと関係がないはずなのにです。それに、アイコンに疑惑がかかっていることで、わたしのアイコンを使った人たちが何らかに被害を受けるとは思えません。わたしが「あれはトレースです」と言ったとすれば、「だまされたのか・裏切られた」と感じられるかもしれませんが、わたしは否定していますし、もちろんトレースしたという事実はありません。ならば、人に何と言われようとアイコンは描き続けるべきではないのでしょうか。
わたしのアイコンが役に立つかもしれないのに引き下げるというのはSRCに貢献という本来の目的に逆らっています。
いつのまにかわたしのサイトは、SRCではもう普及している作品のアイコンや、実用的ではないアイコンが掲載されるようになりました。
今回のことは、初心を忘れたわたしへの警告だったのではないか、と思うようになりました。実際はそんなことはありえないと理解はしています。それでも今、わたしはそう思っているのです。それらを踏まえて、以下が今後の当サイトにおける版権アイコンのスタンスです。
1.引き下げを一部中止する。
DSC登録・非登録・丸投げパック及びマイナーデータに投稿されているアイコンは全て引き下げます。それ以外は、投稿せずに、当ページ内に展示します。
2.これから描くアイコンの定義
DSCにおいてデータが存在し、それでも上記のサイトやパッケージに投稿されていないアイコンのみを描く。例外として、現時点で投稿されていないが、そのシリーズの他のアイコンを描いている人が、描くと明言しているアイコンは描きません。
3・リクエスト
1・2条件で描くと定義されているアイコンであること。
4.アイコンの投稿
今日付けで、これ以降の版権アイコンは全てDSCの丸投げパックに投稿します。
5.その他
わたしの主観で判断した「大手」のアイコン配布サイトで、SRCについて使用がフリーで、配布されているアイコンについては描きません。
口さがない人に言わせれば、今回の決定は居直りとも取れるでしょう。しかし、事実わたしは疑惑のようなことはしていません。
誤解をおそれずに言えば、疑惑があったところで糾弾されるのはわたし一人です。それならば何も問題がないでしょう。
わかりにくい文章ですみません。また、迂闊なアイコン引き下げ発言に翻弄されてしまったかもしれない皆様にはお詫びを申し上げます。
そして、今回のことについてメールを下さった方にはお礼を申し上げます。